液タブいらない! 板タブ派が選ぶ「Wacom One by Wacom CTL-672」が最高な理由

「液晶付きペンタブレット(液タブ)」が人気だけど、
本当にそれって初心者にとってベストな選択でしょうか?
実は、絵を描くプロや経験者の中には、あえて “液タブではなく板タブ” を選び続けている人がたくさんいます。
今回は、その理由とともに、板タブの代表格「Wacom One by Wacom CTL-672」 の魅力を初心者向けに解説します。
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液タブを選ばない理由:「描きやすさ」だけじゃない落とし穴
液タブ(液晶付きペンタブレット)は、画面の上に直接描けるのが最大の特徴です。
しかし、実際に使ってみると見えてくるデメリットがいくつもあります。
▶ 手が邪魔になって画面が見えない
液タブは 「画面に直接描く」=「手が画面を覆う」 という構造上の問題があります。
長時間描いていると、手の位置が常に視界を遮り、細かい線や色の確認がしづらくなるんです。
特にイラスト初心者は、線を追いかける目の動きに慣れていないため、
「描きたい場所が手で隠れて見えない」ストレスを感じやすいです。
▶ 下を向いて描くので首や肩が疲れる
液タブは机の上に置いて作業することが多いため、ずっと下を向いた姿勢になります。
これは首・肩への負担が大きく、長時間の作業に向きません。
とくに角度調整ができない安価な液タブは、姿勢が悪くなりやすく、
「30分で肩がガチガチになる」なんて声も少なくありません。
▶ 表面がツルツルしていて描き心地が微妙なことも
液タブの液晶面はガラスやコーティング素材のため、紙と比べてペン先が滑りやすいです。
筆圧のコントロールが難しく、初心者には「線が思ったところに行かない」と感じる原因になります。
ペーパーライクフィルムである程度改善できますが、描き心地の自然さでは板タブに軍配が上がることも多いです。
▶ 高価で壊れやすい
液タブは板タブの 3〜5倍以上 の価格帯がほとんど。
さらに液晶部品があるぶん、故障・劣化リスクも高く、修理費も高額です。
「ちょっと試してみたい」初心者が手を出すには、コスト面でかなりハードルが高いのが現実です。
だからこそ「板タブ(CTL-672)」が最高の選択肢!
液タブの弱点を踏まえると、初心者〜中級者にはむしろ 板タブの方が合っている ことがわかります。
その中でも特に人気が高いのが、Wacom の定番モデル:
Wacom One by Wacom CTL-672(Amazon)
▶ 手が視界をさえぎらないから線が見やすい
板タブは モニターと手元が分離 しているため、手が画面を遮りません。
ペン操作中も画面全体をしっかり見渡せて、細部まで正確な線を描けます。
▶ 姿勢が自然で疲れにくい
板タブは机の上にフラットに置くので、ノートPCと同じ姿勢で作業できます。
液タブのように下を向き続けることがないため、首・肩への負担が圧倒的に少ないのが大きなメリットです。
▶ 紙のような描き心地で操作しやすい
Wacomの板タブは、ペン先と表面の摩擦がほどよく、紙に描くような感覚に近いです。
筆圧やストロークのコントロールがしやすく、初心者でも自然に線を引けます。
▶ コスパ抜群で壊れにくい
液晶がない分、構造がシンプルで壊れにくく、価格も非常に手ごろです。
CTL-672 は 5,000円前後で購入でき、「最初の1枚」に最適な板タブです。
CTL-672 スペックまとめ
項目 | 内容 |
---|---|
読取範囲 | 約 216 × 135 mm(Mサイズ) |
筆圧レベル | 2048段階 |
読取方式 | 電磁誘導方式(EMR) |
接続方法 | USB(有線) |
対応OS | Windows / macOS / ChromeOS |
こんな人にこそおすすめ!
初めてペンタブを買う初心者
液タブの姿勢や描き心地に違和感を感じた人
イラストや漫画制作を「紙に描く感覚」で始めたい人
高い機材ではなくコスパの良い選択肢を探している人
まずは板タブで始めてみよう!
液タブが悪いわけではありませんが、**「初心者にとって本当に使いやすい」**のは板タブです。
描き心地・姿勢・価格・耐久性、どれをとっても無理がなく、自然な形でデジタル制作の第一歩を踏み出せます。